自動車が蘇る洗車方法
自動車を売却する場合、査定前の洗車は効果的です。
綺麗に大切に乗っていたという印象を、査定士にイメージさせることができます。
ただ、あまり手間やお金がかかるのでは本末転倒です。
ちょっとしたポイントをおさえることで、簡単に自動車は蘇ります。
管理人は、レンタカーショップでアルバイトをしたことがあります。
毎日毎日、レンタカーを洗車しました。
その経験と、中古自動車査定基準から、最適な方法を提案します。
効果的な自動車の洗車方法
専用のボディシャンプーやワックスは、基本的に不要です。
中性洗剤を水でうすめれば十分です。
あとは、柔らかいスポンジ、ブラシがあれば大丈夫です。
洗車の手順と裏技
最近は、ガソリンスタンドのセルフ洗車が安価です。
水洗いだけなら、500円くらいですね。
おすすめなのは、高圧洗浄と下部洗浄のセットです。
だいたい、1000円くらいだと思います。
下回り・足回りなどの汚れは、なかなか落ちません。
機械洗車なら簡単ですし、費用対効果は高いです。
ブラシと洗剤はたいてい置いてあるので、洗車前にかけておくとよいですね。
高圧洗浄機などを持っていれば、それで対応すればOKです。
スタンドで洗車したら、そのまま家に帰りましょう。
ここでは、拭き上げは不要です。
まだ、いろいろとやらなくてはならないことがあります。
洗車のできる場所まで戻ったら、たっぷりと水をかけます。
汚れの残っている所は、スポンジやブラシで落とします。
拭き上げの前に水をたっぷりかけたら、グラスターゾルを吹き付けます。(画像をクリックすると詳細が見られます)
グラスターゾルを使うことで、水キレがとても良くなります。ルーフから順番に拭いていきます。
グラスターというとガラス用というイメージですが、ボディにも実は有効なんです。雨にさえあたらなければ、ワックスをかけたようにツルツルになります。
(もちろん、塗膜の状況にはよりますが)
樹脂バンパー(黒)なども、綺麗に見せることができます。
ワックスかけは大変ですから、拭き上げの簡単さもあり一石二鳥です。
洗車の後にした方が良いこと
外装のすり傷は、程度により減点されます。
中古自動車査定基準の減点点数は、10〜40点です。
各パネルごとに、評価されます。
ノーコンパウンドの傷消しなどで、軽微な傷なら消すことができます。
カーショップやDIYで、1000円くらいで売っています。
上記の点数がおおむね1点=1000円と考えれば、安いものです。
ここでいうすり傷とは、板金が不要な傷ということです。
塗膜より深く傷がついている場合、あきらめた方が無難です。
作業にかかる前に、まず1センチ未満の傷を試します。
これは、1センチ未満の傷やは減点対象ではないからです。
つまり、小さな凹みも含めて無視してもいい傷です。
力の加減や消し方を試すには、ちょうどいいですね。
シールのはがし跡やシールも、減点対象です。
こちらも傷と同様に査定されますので、注意が必要です。
シールははがし、その跡も消しておくと効果的です。